オーリンズを入れる前、私の390DUKEの足回りの仕様は、前後ともにKTM神戸さんのスプリングを入れていました。
さらにフロントフォークのオイルシールはフリクションロスが少ないと評判のSKF製。フォークオイルはスタンダードの粘度、量でした。現状を確認するために試乗してきたGセンス代表の舟橋さん。戻ってきての第一声は…(今回も文字ばっかですww)
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整理すると、Gセンスに持ち込んだときの仕様は
■フロントフォーク
スプリング:KTM KOBEシングルレートスプリング6.0N/mm
オイルシール:SKF
フォークオイル:粘度、量、メーカー(WP)ともにノーマル
※当時の私のインプレ
ノーマルは動き始めが柔らかく、途中からレートが上がるダブルレートスプリングを使っています。そのためストリートではさほど気にならなかったんですが、サーキットで速度が上がると初期の柔らかい部分が不安定に感じられ、ブレーキをかけると途中から急に動きにくくなるという感じでした。しかしシングルレートに交換後は初期のフワフワした部分がなくなり全体的にシャキッとし、ブレーキングも安定するように。また接地感がよく伝わってくると同時にハンドリングのダイレクト感も高まった印象で安心度が高まりました。
■リヤショック
純正ユニットにスプリングのみ交換(KTM KOBE シングルレートリアスプリング 75N/mm)
※当時の私のインプレ
こちらもノーマルで使われているのはダブルレートスプリング。ストリートでは細かいギャップの処理から大きな衝撃までを幅広く吸収するのでメリットは多いと言われています。しかしそれもスプリングのレートがあっていればこそ。自分には純正は初期が柔らかすぎで奥が硬いという印象。シングルレートへ交換後はシッカリとした印象になり、特にネガは感じませんでした。ただ減衰が足りていないのか、ボヨンボヨンする感じはありました。
帰ってきた舟橋さんの第一声は
「オモシロイですね、これ! いいバランスじゃないですか。フォークも動いているし。このままでも筑波サーキットでいいタイム狙えそうですよ」
と高評価。<意外w
聞けばスモールデュークは何台か乗ったけれど個体差が大きい印象なのだという。
「前に乗ったヤツより楽しい。エンジンもよく回るしトルクも出てる。それも影響していて乗っててホントに楽しいですね」
と笑顔。ちなみにエンジンは3万キロオーバーで定期的にオイル交換をしてきただけ。使用オイルはライズさんの390DUKE専用、エアクリーナーはK&N、インジェクションコントローラーはカプラーオンのラピッドバイクイージー。マフラーなどはノーマルですよ、と伝えると
「それだけでけっこう変わるんですねぇ(感心)」
“このままでも良いタイム狙えますよ”だなんて、私のライディングがヘタレということがバレバレじゃないですかww
そのヘタレ部分をオーリンズにカバーしてもらおう、というのが今回の一番の目的ですよw
しかし現時点までの足回りのセットアップの方向性は間違っていなかったということが分かりました。足回りのプロにほめられるなんて、やはりKTM神戸さんのスプリングセットはかなりいい数値で設定されているんですね〜(^^)オススメデス
次回の更新に続きます!
RC125にKTM神戸さんのスプリング入れました!
まだサーキット走行は出来てませんが
軽く試走した感じで
リアが確かにボヨンボヨンですね?
やはりオーリンズは別格でしょうか?
☆JUST_FITさま
今更の返信で申し訳ありませんm(__)m
やはりノーマルは減衰力が不足している印象でした。
純正サスペンションは厳しいコストのしばりがある(新車価格に影響してしまう)ので、さすがのWPもこのあたりが限界だったのではないでしょうか(^_^;)
実際、ストリートを走るのであればそんなに悪いサスではありませんし。
でも欲を出すとキリがないです(笑)
オーリンズに限らず、アフターメーカーのサスペンションは、それなりにコストをかけているのでシッカリ感があります。
フルアジャスタブルタイプじゃなくてもそれは実感できました。
私は主にサーキットでのスポーツ走行での印象を書いていますが、街乗りでも効果は十分に感じられました。
やっぱりオーリンズは良いなぁと思っている次第です。
今は他社のサスペンションを試してみたい気持ちもあります(^^)