最新のU4(アンダー400)誌で予告した通り、こちらでリヤショック交換の追加情報を掲載いたします!
前の投稿でも書きましたが、スモールデューク&RCシリーズには多くのリヤショックが発売されています。その中から私が選んだのはオーリンズ。その理由は…
■ÖHLINS REAR SHOCK ABSORBER For KTM RC 390 / 250 / 125
年式:2014-15
品番:KT303
タイプ:Type S46HR1C1L
希望小売価格¥138,240(本体価格¥128,000)
<以上、メーカー公表値>
私がオーリンズフルアジャスタブルを選んだ理由は
1)今回の狙いにあった性能を持っている。(幅広い調整機能/車高調整機能)
2)コストパフォーマンスが高い。
3)使っている人がまだ少ない。
4)詳しいプロフェッショナルがいる。
などです。細かく説明すると
1)はオーリンズですから言うまでもないですね。信頼性の高さはピカイチです(^^) 特に欲しかったのは車高調整機能です。バンク角不足を感じていたので、ぜひ欲しい機能でした。
2)も切実です(笑)。雑誌の記事になっているとはいえ、基本的に自腹で行っているカスタム&レース活動です。誤解されがちなのですが、掲載されても基本、原稿料のほかは交通費くらいしか出ませんよ(笑)。だから経費は抑えられるに越したことはないんです。そして色々と調べた結果、車高調整付きのフルアジャスタブルタイプはWPやナイトロンもありますが、オーリンズが一番安かったんです!
※ただしWP、ナイトロンともにコンプレッション調整がハイスピードとロースピード、別々に調整可能という特徴があります。
3)色々な情報があったほうが選択肢が広がりますからね! みなさんの参考になればと思っています(^^) それにKTMにオーリンズっていう少し外し気味のカスタムってとこも気に入っていたりして(笑)
4)これも大きな決め手の一つでした。昔から「サスペンションは交換しただけじゃ終わりじゃない 」と言われています。もちろん車種別の専用品であれば基本セッティングができているので、吊るしのままでも効果は体感できますが、バネレートや減衰などをさらに詰めることでより高い効果を得られることができるのです。「そんなの自分みたいなライダーじゃわからないよ〜」という人も多いかと思います。実は昔は私もそうでした。そんなレベルの高い話はわからないよと。しかしあるバイク(パッと見、リヤショックを交換してあるだけ)に乗せてもらったとき、走り始めた瞬間「!コレ何か違う!」と直感しました。安心して交差点を曲がれて、とても気持ちよかったんです。聞いたところリヤショックの交換にあわせてフロントサスペンションもセットアップしてあるとの返事。「ほら、違いがわかったでしょ」とも。
目からウロコだったのと「自分でも感じられたじゃーん」とダブルで嬉しくなった出来事でした。それ以降、サスペンションの動きを気にしながら乗っていると、何となく動きが感じ取れるようになってきたのです。
何でもそうですが「自分には無理」と決めつけて諦めてしまえば絶対に感じ取れません。でも理解しようと努力すれば徐々にわかるもの。本人の意識が大事だと言うことに今更ながら気付いた出来事だったのです。
…話が思いっきり逸れました(笑)
せっかく高性能サスペンションを買うんだから、その性能は目一杯引き出したいという貧乏根性wwが原動力だったりしますが、そのためには客観的な目を持つ詳しい人がいたほうが良い。そこで今回は足回りのプロショップ・Gセンスに依頼したのです。
足廻り専門という看板を掲げていますが、市販バイクからレーサー、小排気量から大排気量、ギヤ付きからスクーターまで幅広く取り扱っていて、そのノウハウは多岐にわたります。代表の舟橋さんとは古くから付き合いがありますが、本格的に面倒を見てもらうのは初めて(かな?)。
まず最初にお店に行き、自分のバイクのどこが不満なのか、どうしたいのかを相談しました。それがないと始まりませんからね。私が出したのは
a)サーキットでタイムアップしたい。(特に低速コーナーでフラつく・バンク角不足気味で怖い時がある)
b)390DUKEはレース専用車にしたくない。サーキット走行と街乗り、両方のシーンで乗り心地をよくしたい。←贅沢ww
ということ。ワガママで漠然としてますね(笑)
ま、最初はこんなもんです(^^;
その後の雑談の中から色々とこちらの不満や要望を聞き出してくれるのはさすがです。
こちらの要望をヒアリングしてくれたところで、まずは舟橋さんが現状のままで試乗し状態を確認します。
…長くなってしまったので、次の更新にて!