「リヤサスペンションを変えたい!!!」
唐突ですが、昨年末から考えていました。
というのもワタクシ、昨年筑波サーキットの第2ヘアピンでキレイに転けたんですww 原因はアンダーカウルが擦れて車体が少し浮き、タイヤのグリップが抜けたこと。聞けばバンク角不足はスモールDUKEシリーズ共通の悩みのようで、特に390はエンジンブロックが大きいのでアンダーカウルの造型うんぬんで回避できる問題じゃないようです。そこで「バンク角を増やすために車高を上げたい→リヤショックの交換だ!」なのです(単純w)
上手いライダーならバンク角を調節して走れるのかも知れませんがワタシにゃ無理でした…イイワケ(^^;
で、自分の不甲斐なさを棚に上げてリヤサスペンションに責任を押し付けることにww
調べてみると、390DUKE/RC390用リヤサスペンションは想像以上に多く発売されていることがわかりました。
※DUKEとRCは基本的に同じ取付方法なのですが、セッティングが違うのか、適合確認が取れていないのか不明ですが適合品番が異なることがあります。
※価格は変動しますので参考程度に。。。
【WP】
KTMのグループ会社だけにマッチングはよさそう。DUKEがデビューした頃から発売されているので、街乗りからレースまで多くの人が使用している。RCカップカーにも採用。
・ハイスピード/ロースピードコンプレッションアジャスター
・リバウンドアジャスター
・車高調整機能
・プリロードアジャスター
価格:18万1,440円(税込)
【OHLINS】
言わずと知れたサスペンションメーカー。MotoGPをはじめ多くのレース、市販車に採用されているので実績、信頼性は十分。
KT303(RC 390 / 250 / 125)
・圧/伸側減衰力調整
・車高調整機能
・プリロードアジャスター
価格:13万8,240円(税込)
KT301(125/200/390DUKE)
・伸側減衰力調整
・プリロードアジャスター
価格:9万1,800円(税込)
【ナイトロン】
近年、躍進しているサスペンションメーカー。日本独自のセッティングや迅速なオーバーホールなどきめ細かい対応が好評。
NTR R3 Series
・ハイスピード/ロースピードコンプレッションアジャスター
・リバウンドアジャスター
・車高調整機能
・プリロードアジャスター
価格:15万120円(税込)
NTR R2 Series
・コンプレッションアジャスター
・リバウンドアジャスター
・車高調整機能
・プリロードアジャスター
価格:13万9,320円(税込)
NTR R1 Series
・伸/圧量効きリバウンドアジャスター
・車高調整機能
・プリロードアジャスター
価格:10万2,600円(税込)
【YSS】
タイのサスペンションメーカー。高性能かつリーズナブルなリヤショックをリリース。最近は日本でも各種レース(もて耐や選手権など)で結果を残しています。
※なぜかDUKEシリーズには他車用には標準装備の車高調整機能がついていないとの注釈が(涙)
MG506(DUKE)
・ハイスピード/ロースピードコンプレッションアジャスター
・リバウンドアジャスター
・プリロードアジャスター
価格:10万8,000円(税込)
MZ506(DUKE)
・伸び側減衰力調整
・プリロードアジャスター
価格:6万6,000円(税込)
【Matris(マトリス)】
Amazonでヒットしたが、日本では松本エンジニアリングというところが取り扱っているようです。
M46KFタイプ 油圧プリロードアジャスター付き(RC390)
・コンプレッションアジャスター
・リバウンドアジャスター
・車高調整機能
・油圧式プリロードアジャスター
価格:17万5,130円(税込)※Amazon価格
M46KDタイプ (RC390)
・伸び側減衰力調整
・プリロードアジャスター
価格:7万8,531円(税込)※Amazon価格
【MUPO】
グリースモンキーが取り扱う高性能サスペンション。残念ながら私にはあまり馴染みがないメーカーです(^^;
GT1(125DUKE)
・伸び側減衰力調整
・車高調整機能
・プリロードアジャスター
価格:10万3,500円(税込)
…とまぁ、ざっと挙げただけでもこんな感じに。
バリエーションを含めるともっとありそうですね。
ここで自分が必要な機能を考えてみると、バンク角を稼ぎたいので車高調整機能は必須です。またサーキット走行と街乗りを両立させたいので、ある程度セッティングの幅を広くとれるモノが良いかと。そうなると選択肢は絞り込まれてきます。
もう一つ重視しているのは、サスペンションに詳しくアドバイスをしてくれるショップ(人)の存在です。足回りのプロフェッショナルに相談することは自分の理想のバイクに仕上げる近道だからです。サスペンションは交換して終わりではありません。そこからスタートすると言っても過言ではないのです。
皆さんもサスペンションを交換するときは足回りに詳しい、信頼できるショップさんや人を一緒に探すとよりよい結果を得られると思います。高い買い物ですから、できるだけ性能を引き出したいですもんね(^^)
…さて、どれにしようかなぁ(笑)