2016年 KTM 390 CUPレギュレーションについて

今年からKTM CUP with METZELERのレギュレーションが変わりました。昨年まではストッククラス(購入時のまま変更不可)とノーマルクラス(一部部品変更可)という分け方でした。
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しかしこれが微妙にわかりにくい。
だってレギュの範囲内でイジっても「これでノーマルなの?」というマシンになったり(笑)
「ノーマルの認識が違うんだなぁ」と思った次第です…(^^;

そして今年はストッククラスカスタムクラスになりました。

ストッククラスは昨年よりもチョコっとだけ変わって、スプロケット以外にKTMパワーパーツに限り以下の部品が交換可能となりました。
・レバー類、レバーガード、シート、各所アルマイトカバーなど
具体的にはこんなパーツ↓ですね。
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去年はブレーキレバー変えただけでストッククラスから除外された人もいたので、今年は範囲が広がりました。
ストッククラスでも十分楽しめそうですね〜(^o^)
それとオイルトレイ形状のアンダーカウル「強く推奨」となっています。
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※これはファイバーワークス製
レースの敷居を下げるために推奨とはなっていますが、万一の事を考えるなら取り付けて欲しいパーツですね〜。
↑昔、あるレースの予選中に他車がまいたオイルで転倒し決勝出走不可になった人(笑)

そして私が参加したノーマルクラスカスタムクラスと名称変更。うん、これはわかりやすい(^^)
改造可能範囲を一部抜粋すると

エンジンおよび補機
① インジェクションシステム(スロットルボディ、インジェクター、センサー)は車両出荷時のものとするが、セッティングの変更ならびに後付サブコンピューター(コントローラー)の取り付けが認められる。CPUの変更は不可。
④スロットルワイヤー、スロットルホルダー部(ラバーR・L含む)の改造・変更およびハイスロットルへの変更は可。

フレーム
ゼッケンプレート、メーター、シート等の取り付けのためのステーの追加は可。フレーム及び付随するステーの切断は不可。

フロントサスペンション
エアー加圧、オイル・スプリングの変更・改造は可。イニシャルアジャスターの取り付けが認められるが、十分安全に配慮すること。
※RC390CUP車など、コンペティションモデルの部品の使用は禁止される。参加車両自体のスタンダード状態をベースに、上記内容に限って認められる。
→オイルシールはSKFに交換済み。スプリングはKTM神戸さんのものですが、スプリングや粘度など詰める所はありそうです。

リアサスペンション
車体に一切の追加工なしに取り付けることが可能なアフターパーツへの変更、スプリングの交換および車高調整を目的としたパーツ(リンク含む)の取り付けは可。改造・加工は認められるが、十分安全に配慮すること。
→WPフルアジャスタブル、オーリンズ、ナイトロン、YSSなどの使用が可能ですね。現在はKTM神戸さんのスプリングを入れていますが、リアの車高を上げてバンク角を稼ぎたい気も。。。
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ステアリングステム、トップブリッジ
ステアリングステム、トップブリッジ等ステアリング関連部品の変更は可。必要でないステー類のカットは可。ダストシールの取り外しは可。スタビライザーでの補強は可。
→RC390のノーマルはトップブリッジとハンドルが一体式ですが、もしどこかのメーカーがハンドルと別体式のトップブリッジを製作した場合は使えるということですね。

スプロケット、ドライブチェーン
ファイナルレシオの変更は可(チェーンサイズ含む)。
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ハンドルバー
改造・変更は可。
→390DUKEはバーハンを変えられるのでありがたいっす。今年は変えてみようかなと。。。

カウリング
着脱ならびに改造・変更は可。ただしスタンダード車のシルエットを変更することは不可。

シート、シートカウル
改造・変更は可。ただしスタンダード車のシルエットを変更することは不可。

サイドカバー
取り外しは不可。

フェンダー
前後とも改造・変更は可。ただしスタンダード車のシルエットを変更することは不可。
→昨年同様、フェンダーレスキットはOKのようです。

ブレーキ
前後ともブレーキの変更が認められる。この項目で示すブレーキとは、入力部分(レバー、ペダル)からキャリパー(パッド、ライニング含む)までの構成部品、およびブレーキディスクまでを指す。
→個人的に興味がある部分。マスターシリンダーの交換やABSの撤去などもやってみたいので。
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ステップ
改造・変更は可。
→今年もKTM川崎中央オリジナルステップキットで行きます!
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排気管
音量規定値以内のものに変更可。
→最近、パーツが出てきたので、サブコンと組み合わせて使ってみたいなぁ。。。

ヤマモトレーシング製

タイヤ
一般市販されていて通常のルートで購入できる一般公道用オンロードタイヤのみ使用可。METZELER M7RRの使用を強く推奨。
※レインタイヤの使用は認められない。
→昨年は全戦M7RRで走りました。今年はどうしよう。。。
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ホイール
変更が認められる。ホイール変更に伴うカラーの改造・変更およびキャリパーサポートの追加が認められる。
→今のところゲイルスピード(タイプS)だけですが、他社の追従はあるのか!?
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ザックリ興味のある部分だけ引っ張りだしてもこんな感じです。
今年は昨年よりもタイムアップしたいので、色々と変更を加えていきたいと考えています!
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↑2015年仕様車

あ、懲りずに4月10日のKTM390カップ・筑波戦エントリーしました(笑)

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