リヤサス交換【4】ストリートインプレ

スイマセン、KTM390カップや仕事でバタバタして更新が遅れてしまいました(汗)
リヤサスオーリンズに交換した続きです!
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Gセンスさんから出て走り始めてすぐに効果を体感できました。
まっすぐ走っているだけなのに「おおっ! コレは…」と感じ、
一つ目の交差点を曲がった時には「!」でした。

大きな違いは路面の凹凸を感じにくくなったこと。極端に言うと路面が舗装しなおされた感覚です。…ちょっと大げさ…でもないんだよなぁ。。。
良いサスペンションはギャップを上手く処理してくれるので、余計な振動がライダーに伝わりにくくなるんですよね!
前にも別のバイクでサスを変えた時にそんな印象を受けたのですが、今回もオーリンズ期待を裏切りませんでした(^^)

そしてコーナーでの動きも変わりました。
普通に交差点を曲がろうと思っただけでスイッと、ごく自然に向きが変わり、凹凸もしなやかに乗り越えて立ち上がることができます。その感覚は無理に飛ばさなくても、いつものペースで十分に感じられるのです。

「サス交換はサーキットを走る人や飛ばし屋がやること。ツーリングや街乗りがメインの自分には関係ない」という人もいますが、そんなことはありません
良いサスペンションのバイクに乗ると、近所のコンビニに行くだけでも楽しくなります。何かしら無理にでも理由を作って、ちょっとでも乗りたくなるのです(^o^)
またバイクとの一体感が増すので、高速道路や出先で遭遇した初めての峠道でも気持ちよく走れるようになる上に、気持ちに余裕ができてきます。
そして帰宅した時に、サスペンション交換前よりも疲れていないことに気付くことも。
ライダーの感覚とバイクの動きがシンクロすること、乗り心地が向上することは、多くのシーンでメリットを感じることができるのです。

今回はスプリング交換の効果も高かったと考えられます。
スプリングが硬い(レートが高すぎる)と、ショックを受けた時に吸収せずに車体が一緒に跳ね上がってしまいます。私の390DUKEの場合は、購入時の状態ではこの傾向がありました。
逆にスプリングが柔らかい(レートが低すぎる)と、ギャップを乗り越える時にサスが底付き(沈みきってしまう)してしまい、これまた突き上げや車体のブレにつながります。

ではベストなスプリングレートというのはどこなのでしょうか。
それは厳密に言えば1台ごとに異なります。

・ライダーの体格
→体重、装備、タンデムが多いかなど。外国製のサスペンションはその国の人の体格を基準にしてあることも。
・走るステージ
→主に使う速度域がどのあたりなのか。メインの使い方が通勤・通学、高速道路メインのツーリング、スポーツ走行など。
・カスタム内容
→市販品はフルノーマル車で設定してあることが多いです。マフラー交換などによって車重が軽くなっている場合などはセッティングを見なおしたほうがいい場合も。
・個体差
→同じ車種でも製造誤差や走行距離、メンテナンスの頻度などによって差がでることも。スモールデューク・RCシリーズは個体差が大きいとも言われていますね(^^;

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これだけ変にイジっていると変わっても仕方ないでしょう…(^^;

多くの条件によってベストセッティングは変わります
…といっても基本的に狙う所は決まっているので、車種専用品であれば微調整することであわせることができるはずです。
その細かいところを詰めてくれるのがサスペンションショップなのです。

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もし自分のバイクの乗り味に不満があったり、自分の用途にあっているのか、またあわせるにはどうしたらいいか、買った高級サスの状態がベストなのかなどの疑問があったら、一度プロに診てもらうのも手だと思います。ちょっと調整してもらっただけで目からウロコ、なんてこともあるんですよ、ホントに。

今回はGセンスさんを出て一つ目の交差点「やっぱりリヤショックを変えてヨカッタ」と実感しました(^^)

次の更新は「サーキットでの調整にトライ! 果たしてミリ単位の車高調整で違いはわかるのか!?」です(笑)

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