ユーザー車検体験記<実践編・後>

さてマシンの準備ができ、車検の予約を取ったら出撃です!
忘れ物のないように!…特に納税証明書(^^;

私は仮ナンバーをつけて神奈川運輸支局に行きました!
以下、文字が多いですが参考になれば幸いです(^o^)

車検の大まかな流れは

1)社団法人神奈川自動車会議所窓口「2輪の継続検査です」と言って書類(継続検査申請書、自動車検査票、自動車重量税納付書)印紙(重量税:3,800円/検査登録:400円/審査証紙:1,300円 ※2016年11月現在を購入

2)別の建物にある神奈川県自動車税管理事務所横浜駐在事務所の窓口に持参した納税証明書車検証を提出しをもらう

3)1で購入した書類に記入し指定場所に印紙を貼り、車検証自賠責保険証と共にユーザー車検受付窓口に提出(ここで予約番号を聞かれる)

4)戻された書類を持ち、バイクに乗って検査ラインへ移動

5)書類検査員に渡し指示通りに操作。その後ラインへ入る

6)すべての検査が合格したらライン出口の窓口書類を提出

7)バイクを置いて、再び建物内の窓口へ行き書類を提出。ほどなくして新しい車検証ステッカーが交付されて終了

…となります。
文章にすると少しややこしいですが、スムーズにいけば30分もかからないでしょうか。実際はひとつの作業が終わるごとに「次は○○へいってください」と言われるので迷うことはありません。質問してもていねいに教えてくれますし(^^)コワクナイヨ
先に「ユーザー車検、初めてです」と言うと優しく説明してくれます。ラインでは横についてやり方を教えてくれることも。

ここで私が大事だと感じたトコロをお伝えしましょう!
1)書類購入して3)記入、とありますが、私は陸運支局入口の横にある代書屋さんに書類作成をお願いしています。
到着したら一番最初に行き「2輪の継続検査なんですけど」と伝えて持参した書類全部ハンコを渡します。
理由は
・必要な書類が揃っているかチェックしてくれる
・書類の記入ミスがないので時間が大幅に節約できる
など。金額もそう高くないし。(今回は書類代含め1,000円以下)
もちろん自分でトライでしても問題はありませんが、私は少しでも気持ちに余裕が欲しいので毎回代書してもらっています。
…おかげで納税証明書を忘れたのに気づいたし(笑)
慌てて家まで取りに帰り、揃えてから窓口に提出。その後はスムーズに流れました!(こんなこともあるので午前中に予約しておくと良いです。午前中予約した人は午後も受けられます)


5)
ライン
での車両チェックについてもう少し細かく説明すると
・ラインの前に並ぶ

検査官書類を渡す

・エンジンをかけてヘッドライトのハイ/ロー、ウインカー左右、前後ブレーキランプ、ホーンなどを操作
※シフトペダルの近辺にシフトパターン(1-N-2-3-4-5-6)が書いてある必要があります。一般的にシールや刻印などで記してあるので問題ないのですが、私の場合はクランクケースカバーで見えにくくなっていました。しかし貼ってある場所を教え、確認できたらOKでした。


・ボルトや部品に緩みがないか、カスタムされている場合は適合しているかなどのチェック
マフラーもここでチェックされます。マフラーに付属していた書類マフラーの状態(排気漏れや破損、違法改造など)をチェック。音量測定もされました。(注:カスタムパーツの適合はバイクの年式によって異なります)



・検査官の目視による車体、フレームナンバー、エンジンナンバーの確認がOKならばラインに入る

電光掲示板の指示に従って前後ブレーキ/スピードメーター/排気ガス検査/光量・光軸などを検査
※ここで問題になりやすいのが機械で測る光量・光軸。バルブを交換したり過去にヘッドライトを脱着した経験がある場合は落とされる可能性があります。またLEDHIDバルブ車検適合と書かれていてもライト本体との相性によって通らないことがあります。できればノーマルバルブに戻していく方が無難です。
※光軸は壁などを照らしてだいたい合わせて(ググると参考例が出てきます)、1回はチャレンジしてもよいでしょう。ただし通らなかった場合は陸運支局の近辺にあるテスター屋さんに持ち込み調整してもらうほうが良いです。というのも車検検査には回数制限があるからです。昔は何回もトライできましたが、今は3回でクリアできなければ再度印紙を買って仕切り直さなければなりません。時間やお金の無駄を減らすためにもテスター屋さんに行くのをオススメします。今回は調整料に2,500円かかりました(輸入車だから?)が、もっと安い所もあるようです。
スモールDUKEのヘッドライトの光軸調整ボルトライトケース内にあります。そのためテスター屋さんで調節してもらうときにはライトケースの開閉をしやすくするため横のプラスチックピン(左右計4個)を外し、メーター横の六角ボルト2本のみで固定しておくとすぐに開閉→調整できます。(そのための工具を持っていくのを忘れずに!)

※あとメーター横の金属カラーをなくさないように注意!!

以上が私が390DUKEでユーザー車検を受けて気になった点です。

ユーザー車検の魅力は
・代行費用などが浮くこと
・バイクの構造に詳しくなる
・自分のバイクのコンディションを把握できる
などがあります。
でも一番大きいのは自分で車検を取ると一層愛着が湧くということではないでしょうか。

余談ですが、ユーザー車検に慣れると車検があるバイクを複数台持っていても怖くなくなりますよん(^^)
さあ、次は3月690DUKEだ ww

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