KTM390CUP with METZELER 第3戦に参加してきました!
〜奇跡の天使はタッチ&ゴー!?〜
6月6日(日)にKTM 390CUP with METZELER 第3戦に参加してきました! 会場は岡山国際サーキット。今回はなんと、KTM 390CUP史上初のウェットレースになったため、予選では番狂わせもありましたよ〜(^o^)
何とか終わったのが夜中の1時。そこから約600キロ、ナビで8時間余りかかる一人旅の始まりです。もちろんトランポです。サーキットまでバイクで自走する予定は今後もありませんっ!
途中で仮眠をとりつつ走り、約10時間後に岡山国際サーキットに到着。 ちょうどKTM川崎中央のチームメート・植村さんが1回目の走行を終わらせたところでした。さすが2戦連続優勝者、気合が違います(^o^)
KTM390CUPで顔見知りとなった参加者さんたちと挨拶を交わしつつ走行準備。
My 390DUKEは、第2戦からヤマモトレーシング製スリップオンマフラーを装着。
美しい仕上がりで、かなり注目度が高いです(^^)
車検対応・オールステンレス製。溶接跡も美しいスリップオンマフラーです(^^)そして練習走行から事件は起きました。
1年振りの走行なのでコースレイアウトを思い出しながら走っていました。しかし半分くらい過ぎたところで他の速いライダーに気を取られ(未熟)、最終コーナー立ち上がりでダートに飛び出してしまったのです。 ヤベッと思いマシンを立ててバランスをとり、何とかポストの手前でコースに復帰。胸を撫でおろしていると、ピットで見ていた仲間が両手を上下させ「落ち着け落ち着け」とゼスチャー。軽く深呼吸して練習再開したのでした。ピットに戻ると「どこに行っちゃうかと思いましたw」というピットクルーの言葉、「そんなことやってたんですか」と言う植村さんの笑い、「スイマセ〜ン」と終始苦笑いのワタシ。
すでにバタバタですw
ほどなくして予報通り雨が降ってきました。
そこでタイヤをピレリー・スーパーコルサからメッツラー・M7RRに交換。
ジムカーナやスーパーモタードなどでは雨でも使うと聞きますが、見るからに怖いw。
なのでウェットで走った経験がある、より溝が多いハイグリップタイヤに交換したのです(KTM390CUPはレインタイヤ禁止)。といっても、1人で岡山まで遠征してきた私はKTMスタッフを捕まえて「タイヤ交換してよ〜」と言っただけ(笑)。
こんなことが気軽に頼めるのもKTM390CUPのいいトコロなんです(^^) 内野さんありがとうございましたっ!
その後、明日のレースに備えて早めに撤収したのでした。
お願い、あがって!!翌朝。窓の外を見ると大雨でした。
やや不安を感じつつ準備。いったい雨のサーキットをどれくらいのペースで走れるのか、全く分かりません。
タイヤからの感触がいい感じなので徐々にペースを上げます。
自分の限界に挑戦!とまではいきませんが、けっこうガンバった部類。果たしてどうなることやら。
レインコート着る人も、そうじゃない人も。
私は着ない人w
ひ〜〜〜! こぇぇぇ〜!
しかし、ついにやってしまいました。
それは下りのバイパーコーナーでした。
水の膜の薄いところ狙って侵入したつもりだったんですが、クリッピング付近でタイヤのグリップの限界を超えさせてしまいまいスリップダウン(泣)
しかし、速度が遅かったのと、バイクと路面の間にライダーが入った(人間スライダーww)ためバイクの損傷は軽微。すぐに起こして予選アタックを再開できました。
リカバリーの速さにピットでは転倒したことに気づいていない人もいましたが、証拠写真はバッチリ撮られてましたw。
さすが折口カメラマン。
その後も果敢にアタックした(つもり)ですが、予選時間は10分という短さ。チェッカーが振られピットに帰ってくるときに少し落ち込みました。まぁ、転倒リタイヤにならなかっただけ良かったかと自分に言い聞かせます。
この時点では自分がどれくらいのタイムなのか、まわりがどのくらいなのか全くわかっていません。
覚えていることと言えば、プロライダーの玉田選手にものすごい速度差で抜かれた事くらいでしょうか(笑)
すると事務局の和田さんが目の前に来て「おめでとうございます」と一言。?何??
「予選2番手、フロントロー獲得です」 な、なんですと!
予選結果を見ると確かに2番手。前には#2玉田選手しかいません。自己最高リザルトゲット!
奇跡の天使が舞い降りたのです。
雨の予選は番狂わせを起こさせたのでした。
“このまま雨なら決勝も面白いことが起きるかも知れないぞ”という私の思惑とは裏腹に、天候は回復する一方。
どうやら奇跡の女神は別の現場に向かったようですねw。
ステキな思い出をありがとう(^o^)
こうなったら完全に実力勝負です。(ないんですがw)
運もへったくれもありません。
“なるようにしかならないさ”とスターティンググリッドへ。
「前に誰もいないってスゲェ」
2番グリッドからの眺めに感動しつつ、スタートのライン取りをシミュレート。
しかしレッドランプが消えて1コーナーに飛び込む時には数台に抜かれていました(情けないっ)。
走り込み不足もあってドライでのタイムは絶望的に遅い私。
途中、#69 黒田選手とバトルになりましたがストレートであっさり抜かれ、必死に追いすがるもレッドマンコーナーで痛恨のギヤ抜け!
バランスを崩し、コースアウトしそうになったのを何とか立て直しましたが、すでに黒田さんは見えず。
ここからはよくある1人旅。
決勝に番狂わせはありませんでした。チャンチャン。
上位3台の華麗な走り!
何とか無事にチェッカーを受け、ピットに戻ってくると表彰台の前のほうに誘導されました。
「カスタムクラス3位なので表彰台です」
えー!またまたびっくり。
…とはいってもカスタムクラスのエントリー台数は3台。平たく言えば“ビリ”。それでも表彰台(笑)。
カスタムクラスの優勝は#92植村選手。2位#69黒田選手、3位(ビリw)が私
一生に一度くらい表彰台に上がるっていうのはいい思い出になりますよ〜(^o^)
これも参加台数が少ない今だからこそなし得たこと。
エントリーを考えてる皆さん、今がチャンス!
ちなみに今回のエントランスは全員表彰されました〜!
いよっ、太っ腹(≧∇≦)!
RC クラス優勝は#2玉田選手、2位#18西田選手、3位#17松本選手
ストッククラス優勝は#93嶋津選手、2位#34今選手
表彰台ではもちろん大はしゃぎしましたよっ(^^) 楽しかったのはもちろん【予選結果】と【2番グリッドの写真】、そしてこの【表彰台の写真】をセットにして額に飾っておけばかなり見栄が張れると思います(エッヘン)
真相は話さなければわからないもんね( ̄ー ̄)vニヤリ
次回以降のスケジュールは
第4戦・6月18日(土)筑波サーキット
最終戦・7月24日(日) スパ直入
での開催です。
少しでも興味を持ったら、ぜひ一度レースを見に来てください(^o^)
KTM390CUPのアットホームな雰囲気が伝わるはずです。
そして次は貴方もエントリーを!
お待ちしております〜(^o^)/
Special Thanks
・アライヘルメット(ヘルメット)
・RSタイチ(革ツナギ、グローブ、ブーツ、プロテクター、ヘルメットリムーバーなど)
・KTM川崎中央(メンテナンス、カスタム、アドバイスなど各種サポート)
・RISE(390DUKE専用オイル・KTM川崎中央取り扱い)
・ヤマモトレーシング(スリップオンマフラー)
・スペシャルエージェント(インジェクションコントローラー)
・ファイバーワークス(ライトマスク、シートカウル、アンダーカウルなどFRP製品)
・日本特殊螺旋工業株式会社(ベータチタニウム・チタン製フロントディスクボルト)
・ヴォーグ(スライダー、オイルキャップなどアルミ削り出し製品)
・Gセンス(オーリンズリヤショック取り付け、前後サスペンションセッティング)
お疲れ様でした。
予選では、私の目の前での転倒〜
決勝では、楽しめましたね。
7/24 SPA直入でお待ちしとります。
決勝の動画は↓になります。
https://youtu.be/0MlcOI99HPo
☆としさま
見事に転倒してしまいました…驚かせてしまい申し訳ありませんでした(^^;
直線であっさり抜かされてしまいました(笑)速度差ありましたねぇww
スパ直入、エントリーしました(^o^)
現地ではよろしくお願いします!
動画見て、情けなくて泣けてきました(笑)。・゚・(ノ∀`)・゚・。